ネット証券のスクリーニング(銘柄選択)機能をチェックする2回目。今回はマネックス証券を取り上げる。なお、マネックス証券のサイト上のスクリーニング全項目についてはこの記事の一番最後に表にまとめた。
マネックス証券では、いくつか銘柄検索の機能がある。ここではサイト上にある「スクリーニング」についてチェックする。ここで紹介するスクリーニング機能は、マネックス証券ユーザーならば無料で利用が可能だ。
基本の機能で特徴的なのは、銘柄検索数に制限がなく、全銘柄の検索ができること。市場選択では、市場だけでなく、1部、2部や日経平均採用銘柄といった絞り込みも可能だ。
決算期で絞り込める点も便利。たとえば、決算発表時期にあわせた銘柄選びができる。こういった基本機能が他のネット証券では意外に使えない場合もある。
【図1】マネックス証券の「スクリーニング」画面。投資金額などの基本条件と、財務関連指標、テクニカル指標の項目に大別できる。拡大画像表示
ファンダメンタルズとテクニカル、両方の条件を組み合わせた検索が可能。ファンダメンタルズの項目では、売上高、経常利益、純利益に関して今期予想に加え、今期予想の伸び率でも検索できる。
また、効率経営をする企業を探すROE(自己資本利益率)やROA(純資産利益率)、急成長銘柄の割安度などをチェックするPSR(株価売上高倍率)による検索ができる点も特徴。
一方、テクニカル項目では、「流動性」で検索ができる。ここで言う「流動性」は「売買高の25日移動平均値÷売買単位」で表される。数値が大きいほど流動性が高く、売買がしやすい銘柄と言える。
一例として、新興市場を含め成長銘柄を探してみる。検索条件は以下のとおり。
・決算期 12月期(最近本決算発表が行われた銘柄)
・市場 東証、ジャスダック、ヘラクレス(新興市場を含める)
・売上高伸び率 10%以上
・純利益伸び率 10%以上
・PSR 1倍以下(利益や資産にとらわれず、売上げをあげている割に株価が安い)
・流動性 1000以上(取引量がある)
【図2】検索条件が上に表示され、検索結果が一覧表示される。指標ごとの並べ替えができる。拡大画像表示
まず、最近本決算発表があった銘柄ということで、12月決算期の企業、そして、新興市場の銘柄を含めて成長期待もありながら、PSRを条件に加えることで割安な銘柄を探す。さらに、流動性を入れて、取引が閑散な銘柄を除外しようという検索条件だ。
さらに、こういった条件を1度設定したら、「条件保存」ボタンで条件を保存できる点も便利だ。
※画面に表示されている銘柄は、スクリーニング結果の一例で、本記事で投資を直接お勧めするものではありません。



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