ネット証券のスクリーニング機能チェックの6回目。今回は、クリック証券のスクリーニング機能をチェックする。
■検索項目はファンダメンタルズのみ
同社の銘柄探し項目は比較的シンプルだ。検索項目は、ファンダメンタルズの項目が多く、テクニカル指標の項目はない(図1)。
【図1】クリック証券のサイト内にある「銘柄検索」の画面。条件として使えるのは、ファンダメンタルズの項目がメイン。拡大画像表示
特に目につくスクリーニング項目がROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)。よく外国人投資家が重視するといわれる指標だ。自己資本や総資産に対する利益の割合であり、比率が高ければ効率経営企業と言える。
また、投資家が投資した金額を効率的に使っている=株主重視の姿勢が現れる、と考えられる。つまり、ROEやROAは投資対象を探す際には重要な指標なのだ。
なお、ROEは自己資本を、ROAは総資産を基準にしている。総資産は、自己資本に負債を加えたもの。借入金などの負債を大きく抱えて利益を上げても、ROEの比率は高くなる。ROAの場合は、自己資本だけでなく、負債も含めて総資産を効率よく経営に結びつけているかがわかる。
実際にスクリーニングする項目を考えてみた。
【図2】上記の条件で検索した結果。スクリーニング時に特定の指標を指定すれば、数値の高い銘柄から昇順・降順の結果表示が可能。 ※画面に表示されている銘柄は、スクリーニング結果の一例で、本記事で投資を直接お勧めするものではありません。拡大画像表示
●長期投資に向く効率経営企業の探し方の例
PER 20倍以下
PBR 1.5倍以下
ROA 10%以上
ROE 10%以上
配当利回り 2.5%以上
株主資本比率 30%以上
効率的な経営を行なっている企業では、すでに注目が集まり株価が高騰している可能性がある。そこで、低PER、低PBRを条件に加えることで、割安な銘柄を探してみた。



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