「株主優待」は、企業が行なう株主還元策のひとつ。1年に1~2回程度、自社商品の詰め合わせや金券類などが権利確定日時点の株主に贈られる。
一種の「おまけ」的存在ではあるのだが、どうせ投資するなら株主優待がある銘柄にと考える人や、株主優待が投資の主目的と考える人も多い。
そこで今回は、主要なネット証券の「株主優待検索」を調べてみた。検索機能を活用して、優待銘柄を上手に探してみよう!
■探し方の基本は「何を?」と「いつ?」と「いくらで?」
優待銘柄の検索ができる主なネット証券は、表のとおり。ただし、どこの優待検索も同じかというと、そんなことはない。
株主優待銘柄の検索ができる主な証券会社リスト。拡大画像表示
株主優待でまず気になるのは、一体何がもらえるのかということと、いつもらえるのか(権利確定月はいつか)、そして、いくらあればもらえるのかの3つだろう。
表内にあるどのネット証券の優待検索でも、「優待内容」と「権利月」の2つは、検索条件として備えている。といっても、「優待内容」か「権利月」のどちらか1つしか検索条件を選べないところや、「優待内容で1つ」「権利月で1つ」というようにそれぞれ1つずつしかチェックできないところもある。
望ましいのは、「優待内容」と「ジャンル」それに「優待獲得に必要な投資金額」の3つの条件を複合的に設定できて、かつ優待内容や権利月を複数チェックして検索できるネット証券だ。
そうすれば、「食事券か食料品で、6月か7月に権利月が来る、15万円以下の銘柄」といった探し方ができる。これができるのは、SBI証券と野村ジョイの2社。どちらも、投資金額の下限と上限が指定できるので、予算に合わせて銘柄を探せるのも便利。
ところで、「何がもらえるか」については、できれば文字情報だけでなく写真も見たいところ。すべての銘柄ではないが、検索結果から気になる優待品の写真を見られるネット証券もある。
自社の優待検索の結果画面から優待品の写真が見られるのは、マネックス証券と野村ジョイ(野村ジョイでは、優待検索の結果画面で個別銘柄を選択、個別銘柄の情報画面で「株主優待」のタブをクリックする必要がある)。
また、銘柄情報や評価レポートのサービス提供を行なっている「QUICKリサーチネット」の株主優待検索からでも、優待品の写真を見ることができる。この「QUICKリサーチネット」は、SBI、カブドットコム、松井、マネックス、楽天の各証券会社で利用できるが、松井証券以外は有料もしくは条件付きで有料となるため注意が必要だ。
■こんな視点でもチェックできる! 各社の優待検索のポイント
さて、「何を」「いつ」「いくらで」以外にも、優待銘柄探しに役立つ項目がある。ここからは、独自の検索項目を設けていたり、検索結果の表示に特徴があるネット証券をピックアップして紹介したい。



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